【日記】ハロー、モンスター

日記

モンスターとはモンスターエナジーのことではなくてVELTPUNCHというバンドの「Hello monster」という曲のことです。

さて、また別で今年の作家活動を振り返る記事は書くと思うけど、私生活の心境の変化も記しておこうと思い筆を執った次第でございます。またすぐ忘れるのでリスクヘッジもかねて。

今年の私生活の変化といえば就労移行支援に通い始めたことです。就労移行支援とは障害者向けの就労をサポートする施設です。ビジネスマナーの講座が受けれたり、履歴書の添削をしてくれたり、就職した後もサポートが受けれたりと何かと心強い味方だった。

Don’t forget the love その愛を忘れるな

僕は自分で言うのもアレなんですけど両親の愛が希薄な家に生まれてしまって、だからこそ愛というか家族というものに憧れを抱いていた。1年前の僕がそうで、家族を営むには、社会的信用を得るには働くしかないと思い就労移行の門を叩いた。

そうして9ヶ月、2024年の大半を就労移行で過ごして徐々に社会に出る自信を獲得していった。性格も明るくなったし、病状も安定した。物の考え方が柔軟になり、激しく怒ったり悲しんだりすることも無くなった。

そしてファミレスのキッチンバイトに内定をもらい、僕の2024年の努力は実を結んだ。と思われた。

しかし、ファミレスのバイトで障害を理由に嫌がらせされて僕の築き上げた自信は木っ端微塵になった。以前から、なんというかバイト先のしらけきった雰囲気が「お前は(障害者)は歓迎していませんよ」と言われているみたいで真綿で首を締め上げられるような感覚はあった。それにトドメを刺されて出勤不能になってしまった。

そして「なんでこんな辛い目に遭っているんだ」「そもそもなんで働きたかったんだっけ」と思い基本的な感情に立ち返ったとき、ヤツが現れた。

Hello monster ハロー、モンスター

それは黒く巨大な毛虫が二足歩行しているような風貌の不気味な怪獣。
ヤツは僕の過去の傷の煮凝りみたいな、厭世の元凶みたいな、というか僕そのものと言っても過言ではない僕の姿。僕が抱く最も僕らしいイメージだ。

(ちなみに僕の心の中にはインナーチャイルドのニトちゃんもいるよ)

怪獣は、モンスターは暗がりにいたがある日、愛を知って孤独を知り、人間社会に出ようとした。
(その愛を教えてくれた人には感謝してもしきれないほど感謝してる)

でもモンスターはことごとく人間関係に失敗したり、人間を傷つけたりしてしまう。

そんな物語を作って納得しようとした。僕はモンスターだから人間社会に馴染めない。僕はモンスターだから人間を傷つけてしまう。僕はモンスターだから嫌われて当たり前だ。

中二病のような、ノートの切れ端のような物語にまた救われてしまった。これだから小説を書くのをやめられないんだ。

このモンスターの物語がそのまま歌になったような曲がドンピシャにあってそれがVELTPUNCHの「Hello monster」です。

暗がりだった あの日まで
突然出会って 孤独を知って
理想郷を知って逃げ込んだら
居場所が無くて
Little bad monster
sing sad song
Killing and singing
every single night

ちょい悪モンスターは
悲しい歌を歌ったよ
歌って殺したよ
毎日ひとりぼっちの夜に
Hello monster
Don't forget the love

やあモンスター
その愛を忘れるな

これ全部この曲の一部なんだけど、これ書いててめっちゃ泣いてる。

軽率に言いたくないけど、という前提で言うけどこれ僕の人生じゃん。

終わりに

ファミレスのバイトは辞めます。せっかくつかんだチャンスだけど自分には不似合いでした。

またニートに戻るけど、これが世間一般では最善でベストな選択ではないのはわかっています。
でも少なくとも、僕にとってはこれしか道がありません。とても悲しいし、逆に清々しいし、なんかわかんないです。

なんか恥ずかしくなってこの記事をそっと消すかもしれません。

まあ、なんだ。僕は大きな喪失というか諦めをしたわけだ。
執着を手放したと言えば聞こえがいいが、僕はやっぱりそれが欲しかったな。

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