2024.12.4

進捗ダメです。

かなりタイトに進めなければ12月中に短編小説1本仕上げられないという事実を昨日知って、ちょっとまずいと思っている。
しかし最近の私はテスト勉強期間の学生のように他の作業をしていて、原稿に手がつかない。今こうやってブログを書いていることも原稿からの逃避なのだ。実に情けない。

最近の僕は「何のために作家活動してるんだっけ」という疑問に立ち向かっていた。作品を作ることは確かに楽しいけど、できれば多くの人に読んでほしいと思うのが人情。
そうするといろいろやりたくないこと・お金がかかることもしなければならない。お金がかかることをしようと思うとさらにやりたくないこと(生活費の節約、長時間働くこと)をしなければならない。

あと「多くの人に読んでほしい」を実現するには目立つことや営業活動のようなものもするイメージがあって、ひんしゅくを買うのではないかと怯えている。

ここまで来ると自分のやりたかったことを実現したい気持ちより実現するためにする努力が辛いという気持ちが勝ってしまう。そうすると「こんな努力をするくらいなら」と筆を折りそうになる。

僕が小説を初めて書いたのは中学3年生の春だった。あの頃の僕は自分の頭の中の物語を出力するという気持ちだけでコピー用紙60枚くらいの小説を書き上げた。あの頃の自分が今の自分を見たら不思議に思うかもしれない。「何で書かないの? 書くしかないんだよ」って言いそうだ。

「多くの人に読まれる努力をするかしないか、するとしたらどの程度やるのか」は完成してから考えよう。今は小説を完成させること、できるだけクオリティを担保することを考えよう。
何というか小難しいことを考えるのは性に合わない。ガムシャラに書くことを楽しむのがいいかもしれない。

そういう結論に至った僕は原稿に取り掛かる————

かと思ったら部屋を片付けていた。やっぱり僕はテスト勉強期間中の学生みたいだ。
まあぼちぼちやっていこうね。持続可能な作家活動を!

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