さつきみそかづです。今回は短編小説のプロットができたよって話だよ。
この短編小説は「Bar結果往来の大作戦」という長編小説のスピンオフです。
なぜスピンオフを先に書くのかというと、この短編小説でキャラクターを動かす練習がしたかったから。
前回の長編小説「メリーさんの羊と秘密を葬る殺人鬼」ではキャラクターを動かす練習をせずに、ぶっつけ本番で書きました。そのときに頭の中で動いていたキャラクターと実際に動いたキャラクターはちょっと違っていてびっくりしてしまったのです。そのびっくりを防ぐため今回はキャラクターを動かす練習をしようと思いました。
今回の長編小説「Bar結果往来の大作戦」はあんまりそういう想定外が許されないので、念入りに進めていきます。
実はこの「Bar結果往来の大作戦」は2年前くらいに最終話手前で頓挫してしまった小説のリメイクです。前の名義で書いていた「大名古屋ドグマティック」が前身です。
そういう「途中で頓挫してしまった」悔しい思い出を乗り越えるための作品なので用心深くなっています。本編のプロットもメリーさんよりはちゃんと作り込むし。今度こそ完結させるぞというお気持ち。
自分はまだプロットを書く方法も手探りです。インターネットにはいろいろなツールがあるのだけど、結局行き着くのはルーズリーフに殴り書きです。あるいは箱書きのフォーマットを印刷した紙に殴り書き。
これの何がいいかというと脳みそから直接、書きたい内容を抽出できるからです。脳みそプリント。変換予測に惑わされず素の自分で書き表せます。あと僕は、タイピングがうまくありません。早くないし、ミスもたくさんします。というのはたぶん「書きたい文章→1文字1文字を分解→ローマ字に変換して打つ」という頭の中の作業が苦手なんだと思います。
それに比べて紙に書くという動作はなんと簡単なことか。僕はね本当は原稿も紙で書きたいと思っています。しかしそれはさすがに印刷の関係で断念しています。ワープロの方が文章をいじりやすいしね。それぞれいいところを使いこなせるようになりたいでやんす。
この短編小説では本編もネタバレがたくさん含まれていますので発表は本編が出来上がってからです。今からおよそ1年半後です。小説なんて完成したらすぐに見せたいものなのに1年半も見せるのを待つのか。
まーでも1年半もあったら完成したあとちょいちょい手直ししたり、イラストとか製本とか凝れるかもしれない。それを楽しみにするのもいいかもしれないなあ。
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